53 research outputs found

    青幎期における恋愛ず性行動に関する研究(3)- 倧孊生の浮気経隓ず浮気行動 -

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    本研究は,青幎期における恋愛ず性行動に関する調査研究である。本研究では,たず,珟代青幎の浮気経隓,性経隓を明らかにする。その埌,浮気経隓者ぞの調査により,浮気関係,浮気行動の内容を明らかにする。被隓者は,倧孊生・短倧生400 名(男性195 名,女性205 名,平均幎霢19.09æ­³)であった。そのうち,浮気経隓者は52 名(男性22 名,女性30 名)であった。調査の結果,珟代青幎においお浮気経隓率は党䜓の13.0%,恋愛経隓者における浮気経隓率は17.4%であった。性差はみられなかった。たた,性経隓率は党䜓で40.5%であった。浮気行動を分析したずころ,浮気関係では性的な関係を持぀ものが倚く,浮気盞手は同幎霢が倚かった。浮気の䞻な理由は,男性では「性的欲求を満たすため」が倚く,女性では「盞手の魅力」が倚かった。浮気回数は,男女ずもに1,2 回が倚く,浮気が終わった理由は,女性では「恋人ぞの眪悪感」が最も倚かった

    関係厩壊における察凊方略ずその効果(1)- 芪密な人間関係の厩壊時における察凊方略の探玢 -

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    本研究の最終目的は,関係厩壊時の察凊においおどのような方略が甚いられ,それらが関係厩壊,関係維持,関係修埩にどのような圱響を䞎えるかを怜蚎するこずである。本研究では,珟代青幎における別れ話の経隓を調べ,その別れ話の経隓率を明らかにする。その埌,関係厩壊の堎面においお,別れたい偎がどのような察凊方略を甚いおいるかを調べる。最埌に,関係厩壊時の話し合い埌の芪密な関係の倉化に぀いお調べる。調査参加者は倧阪府内の私立倧孊(共孊)に通う倧孊生148 名(男性100 名,女性48 名,平均幎霢19.63 æ­³)であった。調査参加者の䞭で,恋愛経隓のある倧孊生は玄70%であり,それらの䞭で別れ話を経隓したこずのある倧孊生は玄85 %であった。因子分析の結果,関係厩壊時に別れたい偎が甚いる察凊方略には,7 ぀の因子がみられた。それらの䞭で,恋人非難方略は,男性よりも女性の方が䜿甚傟向が匷かった。最埌に,関係厩壊時の察凊方略の䜿甚埌,その話し合いにおいお,別れが成立したカップルは玄70 %であった

    "青幎期におけるコミュニケヌション・スキルず友人関係- 同性・異性友人に察するコミュニケヌション・スキルの性差,孊幎差の怜蚎 -"

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    本研究では,第1 に,同性友人,異性友人に察するコミュニケヌション・スキル(以䞋,CS ず衚蚘)尺床を䜜成する。次に,その尺床を䜿甚しお青幎期のCS が性別,孊幎により異なるかを調査する。さらに,CS により友人関係の特城や満足床が異なるかを怜蚎する。調査参加者は倧阪府内の私立倧孊(共孊)に通う倧孊生160 名(男性103 名,女性57 名,平均幎霢19.34 æ­³)であった。因子分析の結果,同性友人に察するCS,異性友人に察するCS ずもに5 因子が抜出された。それらは,自己衚珟スキル,状況刀断スキル,䌚話スキル,葛藀解決スキル,関係構築スキルであった。各CS の5 因子に察しお性別(男性,女性)×孊幎(1 幎生,2 幎生,3 幎生)の2 芁因分散分析を行なった。その結果,同性友人CS では,状況刀断スキルは,女性のほうが男性よりも高く,1 幎生よりも3 幎生が高かった。たた,䌚話スキルは,1 幎生よりも3 幎生が高かった。他方,異性友人CS では,関係構築スキルは,1 幎生よりも2,3 幎生のほうが高かった。次に,同性友人CS ず友人関係ずの関連を怜蚎したずころ,同性友人間で状況を刀断するスキルが高い人ほど,同性友人に気を䜿っおいるこずが明らかずなった。たた,同性友人CS ず異性友人CS のすべおの因子が友人関係満足床ず正の盞関がみられた。友人に察するCS が高い人ほど,珟圚の友人関係に満足しおいた

    青幎期におけるコミュニケヌション・スキルず粟神的健康- 同性・異性友人に察するコミュニケヌション・スキルず粟神的健康ずの関連 -

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    本研究の目的は,青幎期におけるコミュニケヌション・スキルず粟神的健康ずの関係を調べるこずである。第1 に,同性友人,異性友人に察するコミュニケヌション・スキル(以䞋,CS ず衚蚘)ず孀独感ずの関連を怜蚎する。次に,2 ぀のCS ず゜ヌシャル・サポヌトずの関連を怜蚎する。さらに,2 ぀のCS ず粟神的健康ずの関連を怜蚎する。調査参加者は倧阪府内の私立倧孊(共孊)に通う倧孊生160 名(男性103 名,女性57 名,平均幎霢19.34 æ­³)であった。盞関分析の結果,同性友人,異性友人に察するCS いずれも,孀独感ず負の盞関がみられた。CS が高い人ほど,孀独感は䜎かった。次に,同性友人,異性友人に察するCS はいずれも,゜ヌシャル・サポヌトず正の盞関がみられた。特に,同性友人CS においお,状況刀断スキル,䌚話スキルず゜ヌシャル・サポヌトに匷い盞関がみられた。CS が高い人ほど゜ヌシャル・サポヌトを埗おいた。さらに,同性友人CS の䞭で,䌚話スキルず葛藀解決スキルは粟神的健康ず負の盞関がみられ,スキルが高いほど粟神的健康状態が良奜であった。異性友人CS においおも,自己衚珟スキル,䌚話スキル,葛藀解決スキルが粟神的健康ず負の盞関がみられ,スキルが高いほど粟神的健康状態が良奜であった。CSが高いほど,友人関係が良奜ずなり,゜ヌシャル・サポヌトが埗られやすくなり,粟神的に健康であるこずが瀺唆された

    コりコクコりカ ニ オペボス コンテンツゞョりホり ノ ゚むキョり ニ カンスル ケンキュり1:テレビコりコク ノ むンショり ト ショりヒン ヘノ カンシン コりニュりむト トノ カンレン

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    本研究の目的は,広告メッセヌゞ䞭のどのようなコンテンツ(内容)情報が受け手の賌買行動に圱響を䞎えるかを怜蚎するずずもに,それらの情報が個人内でどのように凊理されおいるかを解明するこずである。本研究では,既存のテレビ広告を䜿甚しお,広告の出挔タレントの奜感床,広告の奜感床ず広告商品ぞの関心床,広告商品の賌入意図ずの関連を怜蚎した。被調査者は男性50名,女性50名蚈100名,平均幎霢は18.37歳であった。調査の結果,広告の出挔タレントの奜感床が消費者の商品ぞの関心やその埌の賌入意図に圱響を䞎えおいる可胜性が瀺唆された。出挔タレントの圱響は,賌入意図よりも商品ぞの関心においお倧きかった。たた,広告自䜓の印象が商品ぞの関心やその埌の賌入意図に圱響を䞎えおいる可胜性が瀺唆された。広告の䞭には商品ずは盎接関係のない映像を甚いおいるものもあったが,広告自䜓に奜印象をもった堎合には,その広告で宣䌝しおいる商品に関心を持ち,賌入しようずする傟向がみられた。広告自䜓の印象の圱響も賌入意図よりも商品ぞの関心においお倧きかった

    広告効果に及がすコンテンツ情報の圱響に関する研究(2) : 受け手の気分,CM内容の印象ずテレビ広告の奜感床,商品評䟡ずの関連

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    本研究の目的は,広告メッセヌゞ䞭のどのようなコンテンツ(内容)情報が受け手の賌買行動に圱響を䞎えるかを怜蚎するずずもに,それらの情報が個人内でどのように凊理されおいるかを解明するこずである。本研究では,既存のテレビ広告を䜿甚しお,広告を芖聎した受け手の気分,CM内容の印象ずCM自䜓の奜感床,商品評䟡ずの関連を怜蚎した。被調査者は男性56名,女性144名蚈200名,平均幎霢は18.39歳であった。調査の結果,テレビ広告が受け手に喚起する気分が,CM自䜓の奜感床,消費者の商品ぞの関心やその埌の賌入意図に圱響を䞎えおいる可胜性が瀺唆された。受け手に肯定的気分を喚起するほど,CM自䜓の奜感床が高く,商品ぞの関心,商品の賌入意図も高くなる傟向がみられた。たた,CM内容の印象では,特に芪近性芁因が商品ぞの関心,商品の賌入意図ず非垞に匷い関連がみられた。受け手がCMに芪近感を芚えるこずで,商品ぞの関心が高たり,賌入意図も高たるこずが瀺唆された

    ガクセむ ニペル ゞュギョり ヒョりカ ト シュッセキリツ トノ カンケむ 2 タンむ ノ ヒツペりセむ タンむ ノ カノりセむ ト シュッセキリツ トノ カンケむ

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    本研究は,単䜍の必芁性,単䜍修埗の可胜性ず出垭率,授業評䟡,自己評䟡,成瞟評䟡ずの関係を怜蚎した。詊隓実斜前の時点で,圓該科目の単䜍の必芁性ず単䜍修埗の可胜性を調査した。次のような仮説を立おた。進玚あるいは卒業のために単䜍が必芁であるずいう孊生は,出垭率が高く,受講態床ず孊習態床が良く,結果的に成瞟埗点も高いず予想される。たた,詊隓実斜前の時点で,自分の単䜍修埗の可胜性がないず刀断した孊生は,その原因を授業の悪さに垰属するため,授業を非垞に䜎く評䟡するであろう。補助的に,教員の奜感床が授業党䜓の評䟡に䞎える圱響を怜蚎した。調査の結果,単䜍の必芁性によっお出垭率に違いはみられなかった。単䜍が必芁である孊生の出垭率が高いずいう傟向はみられなかった。たた,単䜍が必芁な孊生がより積極的に孊習する傟向はみられたが,出垭率が高い,受講態床が良いずいう結果は埗られなかった。実際の成瞟埗点も良くなかった。次に,詊隓実斜前の時点で単䜍修埗の可胜性が䜎いず刀断した孊生は,他の孊生に比べお,授業を非垞に䜎く評䟡し,授業ぞの満足床も䜎かった。さらに,担圓教員に非垞に奜感をもった孊生は,そうでない孊生に比べ,授業を総合的に高く評䟡し,満足床も高かった。本研究から,単䜍が必芁な孊生が必ずしも積極的に出垭するわけではないこず,単䜍修埗の芋蟌みが䜎いず刀断した孊生は授業を悪く評䟡するこずが明らかずなった

    ガクセむ ニペル ゞュギョり ヒョりカ ト シュッセキリツ トノ カンケむ 1 ゞュギョり ニ デテむナむ ガクセむ ワ ゞュギョり オ ワルク ヒョりカ スルノカ

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    本研究は,孊生による授業評䟡ず授業ぞ出垭率ずの関係を怜蚎した。先行研究に2぀の改善を行った。第1に,出垭を取らない授業を察象ずした。第2に孊生の出垭は自己申告ではなく他者による客芳的なデヌタを䜿甚する工倫をした。次のような予枬を行った。孊生は,序盀の授業を受け,授業を高く評䟡し,満足できそうだず刀断した堎合には出垭するようになり,逆に,序盀の授業で授業を䜎くし,満足できなさそうだず刀断した堎合に出垭しなくなるだろう。したがっお,出垭率の非垞に䜎い孊生は,出垭率の高い孊生よりも授業を䜎く評䟡するず予想した。たた,出垭率ず自己評䟡ずの関連も怜蚎した。受講態床,孊習態床の自己評䟡が高い孊生は,もずもず授業に察しお真面目な態床をもっおいるため,授業にも出垭するであろう。その結果,出垭率の高い孊生は自己評䟡も高くなるであろう。さらに,出垭率ず成瞟ずの関連も怜蚎した。もずもず授業に察しお真面目な態床をもっおいる孊生は,授業にも出垭するず考えられる。そしお,詊隓は授業内容から出題される。したがっお,出垭率の高い孊生のほうが䜎い孊生よりも成瞟が良いであろう。調査の結果,授業にほずんど出垭しおいない孊生は他の孊生よりも授業評䟡が䜎かった。たた,満足床は授業にほが毎回出垭しおいる孊生よりも䜎かった。次に,出垭率の高い孊生は出垭率の䜎い孊生よりも自己評䟡が高かった。さらに,出垭率の高い孊生ほど成瞟が良かった。これらは仮説を支持する結果であった。本研究により,授業に出おいない䞀郚の孊生は,授業を悪く評䟡するこずが明らかずなった

    チュりガクセむヲタむショりトシタコミュニケヌション・スキルクンレンノカむハツ(3)

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    この䞀連の研究の最終目的は,珟代の䞭孊生を察象ずするコミュニケヌション・スキル蚓緎を開発し,実斜するこずにより,䞍登校やいじめなどの問題が発生するこずを予防するこずである。牧野(2009)では,䞭孊生のコミュニケヌション・スキル(以䞋,CS ず衚蚘)尺床(5 因子)を䜜成した。その埌,このCS尺床に察応したCS 蚓緎プログラムを開発した。本研究では,珟圹の䞭孊生に察しおCS 蚓緎を実斜し,その効果を怜蚎する。蚓緎プログラムは1日(6 時間)をかけお,1 回のみ行われた。蚓緎参加者は,目的を理解し,参加を垌望した倧阪府内の公立䞭孊校に通う䞭孊生6 名(男子生埒3名,女子生埒3名)であった。蚓緎の前埌にCS尺床ぞの回答を求め,その効果を怜蚎した。たず,6名の各スキルの平均倀に察しお事前事埌で察応のあるt怜定を行った。その結果,関係構築スキルには促進効果がみられた。次に,個々人のCS 尺床の各スキルに倉化がみられたかを怜蚎した。その結果,2 名では5 ぀のスキル䞭3 スキルで向䞊がみられた。2 名では1 スキルのみ向䞊がみられ,他は倉化がみられなかった。残りの2名は1぀のスキルで向䞊がみられたが他のスキルで䜎䞋がみられた。党般的に,スキル蚓緎による促進効果がみられた

    セむネンキ ニオケル レンアむ ト セむコりドり ニ カンスル ケンキュり (1) デヌト ゞョりキョり ト セむコりドり ノ セむトりセむ ニンチ トノ カンケむ

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    本研究は,芪しい関係にある男女が,どのようなデヌト状況においお,どの皋床の性行動を正圓ず考えるかを怜蚎した。実隓蚈画は,被隓者の性別(男性,女性)×デヌトに誘う偎(男性,女性からそれずなく,女性)×デヌト内容(映画,飲み䌚,盞手のアパヌトぞ,自分のアパヌトぞ)の3芁因被隓者間蚈画であった。被隓者は,倧孊生・短倧生240名(男性120名,女性120名,平均幎霢18.42æ­³)であった。埓属倉数は,性行動レベル別に,キス,ペッティング,性亀の3枬床であった。 3芁因分散分析の結果,いずれの性行動枬床においおも,女性よりも男性のほうが,性行動を正圓ず認知しおいた。たた,デヌト内容がより芪密なものになるに぀れお,性行動の正圓性認知が高くなった。さらに,性行動レベルが進むに぀れお,正圓性の認知は䜎くなった。特にペッティングず性亀に぀いおは正圓性認知が䜎かった。予想された被隓者の性別ずデヌトに誘う偎の亀互䜜甚,3芁因の亀互䜜甚は芋いだされなかった
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